不動産業者が予算以上の物件を案内するとき

どちらも一長一短でございますので安易な選択するな

不動産を買うには莫大なお金がかかります。
そのため誰しもができるならば安く買いたいところです。
しかし同時に快適さも求めたいので利便性のある立地で暮らしたいところでもあります。
従ってその両方の欲求を満たしてくれる不動産はそう簡単には見つかりません。
さてその不動産は建物的には戸建住宅と集合住宅の2つに大きく区分けされます。
集合住宅は賃貸と分譲購入にさらに区分けされます。
分譲集合住宅の利点はより都会の駅に近い場所に建物を建造しやすい点です。
そのため立地的には利便性が高くなりやすいです。
反対に戸建住宅は建物自体が他の居住者と共用していないので管理が独自でやりやすくなります。
経年劣化した際の修繕リフォームの実施時期などは自分で判断して実施すれば済みます。
ここで気を付けることは分譲集合住宅では近所つきあいをしなくていいという意見がありますが、それは大きな間違いになります。
というのは巨大なコンクリートの建物をみんなで共有しているので、いずれその建物の大規模修繕、さらに経年すれば建物自体を解体するか否かの意見にかかわらなければならなくなるからです。
これらの活動は戸建住宅以上の厄介さとなりますし、意見がまとまらなければ修繕も解体もできずに荒れ果てた建物となってしまいますし、実際にそのような物件も散見されます。
そのためそれらができない人は賃貸暮らしが推奨されることになります。